9タコ坂本勇人の「生かし方」が阿部巨人の頭痛の種に…守備固め、代打要員で納得させられるか
阿部監督にとって坂本は盟友だけに…
一方、守備の課題はある。1-1の七回無死二塁で、中日村松の投前へのバントを井上が三塁へ送球。完全にアウトのタイミングも、代走の上林にタッチをかいくぐられ、ピンチを広げた(記録は犠打野選)。続く木下にセーフティースクイズを決められ、勝ち越しを許した。これには阿部監督も「確実にアウトにしてほしかった」と苦言を呈したが、さる巨人OBがこう言った。
「中山の守備の甘さが出た格好で、おそらく坂本ならアウトにしていたでしょう。ただし、打撃の状態は正反対。開幕戦の三塁も阿部監督はオープン戦打率.115と不振の坂本にするか、同.304と好調だった中山にするか、直前まで迷ったそうです。最終的に坂本の経験と守備力に託したものの、かねて球団からは『若手の生え抜きスターを育てて欲しい』とプレッシャーをかけられているのも確か。いくら中山はポカが目立つとはいえ、野手は打ってナンボの世界。阿部監督にとって坂本は盟友だけに、チームが勝っているうちに、守備固めや代打要員として納得させられればいいのですが……」
いずれにせよ、通算2415安打のレジェンドが、いよいよ崖っぷちに立たされているのは間違いない。