ドジャース山本由伸 初のタイトル争いは日本人との三つ巴へ…カブス今永は奮闘、メッツ千賀は完全復活
山本、今永、千賀のエース3人は故障がなければ、日本人による三つ巴のタイトル争いを繰り広げる可能性は十分。特に山本と千賀はタイトル獲得に目の色を変えるのではないか。同じパ・リーグで投げてきた2人は、毎年のようにタイトル争いでしのぎを削ってきた。千賀は、21年にオリックスのエースに成長した山本に投手の主要タイトルの独占を許してきただけに、激しい火花を散らしそうだ。
これまで、日本人同士がタイトル争いをしたケースは皆無。サイ・ヤング賞投票では、13年に当時レンジャーズのダルビッシュ(現パドレス)が2位、マリナーズ・岩隈が3位、レッドソックス・上原が7位と3人がランクイン。20年には当時カブスのダルがナ・リーグ2位、ツインズ・前田(現パドレス)がア・リーグ2位だった。
今季は日本人投手がサイ・ヤング賞最終候補3人にエントリーされるかもしれない。
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ところで、メジャーの日本人投手といえば佐々木朗希だ。これまで何度もピンチを招きながらも、味方の守備に助けられ、奇跡的に致命傷を免れてきた。その様子から、現地メディアには「マジシャン」と皮肉られるほど。 ところがいま、ド軍のナインから「見放される日」が訪れる可能性を孕んでいるという。いったいどういうことか。いま何が起きているのか。
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