中日
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中日・立浪新監督の命運を握るのは、伸び悩む地元スター根尾昂の成長
16日のヤクルト戦(神宮)から一軍に昇格する根尾昂(21)が、新監督の命運を握りそうだ。 今季は3年目にして初めて開幕一軍入りを果たすも、67試合出場で打率.169、1本塁打、13打点と振るわず、前半戦終了後に二軍落ち。その...
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中日新監督・立浪和義氏は「教え魔&親分肌」 セ最弱打線脱却には最適な熱血漢
満を持しての就任だ。 中日の加藤球団代表は12日、3年契約最終年の与田剛監督(55)が今季限りで退任、球団OBの立浪和義氏(52)を来季新監督に招聘すると明かした。立浪氏の監督就任は決定事項で、すでに組閣作業にも入っていると...
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中日・与田監督は満点ドラフトと自画自賛…“超高校級”2人が二軍でくすぶるのに野手5人指名のナゼ
中日は「野手偏重ドラフト」を断行した。 1位で大学球界屈指のスラッガー、上武大・ブライト健太を一本釣りすると、野手5人、投手1人の計6人を指名。与田監督は「長打力のある野手を揃えた。100点満点」と満足そうに振り返った。 ...
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中日に「立浪新監督」急浮上もくすぶる懸念…来季は誰になろうが与田氏はクビが妥当
3日付の日刊スポーツが中日の次期監督にOBの立浪和義氏(52)が急浮上していると報じた。 与田剛監督(55)は今季が3年契約の最終年。球団社長は今年3月に前任の矢野博也氏から、オーナー代行を兼務する吉川克也氏に交代。与田続投...
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中日・柳が8勝目で阪神・西は8敗目…“竜虎”両エースの明暗くっきり
最後の打者、大山を三振に打ち取るとマウンドで吠えた。 中日の柳裕也(27)が20日の阪神戦で今季8勝目(5敗)となる完封勝利。147球をひとりで投げ抜き、お立ち台では「自分が投げる試合は絶対に勝つんだと思って登板している」と...
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阪神二軍サイン盗み騒動でも“口角砲”止まり…プロ野球乱闘激減に一抹の寂しさ
阪神は二軍でもサイン盗みを巡ってテンヤワンヤだ。 10日に行われた中日対阪神戦。七回表の阪神の攻撃が終わった直後、中日の工藤コーチが阪神の走者の動きについて審判に指摘。これに阪神の中村コーチが激しい口調で応酬したことで阪神・...
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大島康徳さんを中日の後輩が悼む 敵地のヤジに「なんだコノヤロー‼」と言い返す豪快さ
元日本ハム監督の大島康徳さんが6月30日に亡くなっていたことが分かった。70歳だった。 中日、日本ハムで通算2204安打をマークした大島さんは、2016年10月に大腸がんと診断され、医師から肝臓への転移と「余命1年」を宣告。...
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プロ野球でワクチン接種スタートも 希望せず「2割」の裏側
「選手、関係者の全員が接種を希望しているわけではありません」 さるパ球団のフロント関係者がこう明かす。 21日、プロ野球はJリーグとのコロナ対策会議、臨時12球団代表者会議を行い、選手のワクチン接種に関して議論。斉藤コ...
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ロッテ連日トレード 捕手&リリーバー獲得の裏に佐々木朗希
ロッテが異例の2日連続トレードを発表した。 ■“加藤トレード”の次は“ユウキトレード” 加藤翔平外野手(30)を放出し、中日から加藤匠馬捕手(29)を獲得。ロッテは前日にも有吉優樹投手(30)を放出し、DeNAから国吉...
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門倉健氏失踪の裏で…妻・民江さんへの「中傷怪文書」騒動
これで一件落着とはいかないようだ。 約3週間の失踪を経て、去る6日に帰宅が判明した元中日投手コーチの門倉健氏(47)。妻の民江さんがブログで報告するとともに、門倉氏がうつ病と診断されたことも明かしている。 失踪中はど...
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中日“パ強セ弱”覆す 交流戦単独首位は決して偶然にあらず
「まさか」と言ったら失礼か。 30日、日本ハムを下して交流戦単独トップに立ったのが中日だ。先発の福谷が6回1失点と好投すれば、リリーフの祖父江、福が無安打投球でつなぎ、九回は又吉と日ハム打線をシャットアウト。野手も阿部の先制適...
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元中日門倉コーチの失踪に別の謎 ワイドショーも参戦し…
今月15日から音信不通状態が続く、元中日二軍投手コーチの門倉健氏(47)。ワイドショーでも「謎の失踪事件」と大きく報道されているが、中日のさるチーム関係者は日刊ゲンダイの取材にこう言う。 「球界OBからの安否を気遣うメッセージ...
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門倉コーチ“謎の失踪”退団で竜大混乱…チーム内の?な反応
球団内に波紋が広がっている。中日の門倉健・二軍投手コーチ(47)が失踪し、26日付で退団となったことを受け、加藤球団代表は27日、チームに説明を行った。ある選手が声を潜めてこう言う。 「『門倉コーチが退団することになった』と言...
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中日門倉二軍コーチの失踪退団「LINEは既読」と知人明かす
中日は26日、門倉健・二軍投手コーチ(47)の退団を発表した。 加藤宏幸球団代表によれば、同コーチは15日から二軍の練習を無断で休み、球団も家族も本人と連絡が取れない状態が続いていたため、16日に家族が愛知県警に捜索願を出し...
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中日・柳がソフトB打線を7回無失点 涌井先輩の効果は絶大
中日がソフトバンクに完封勝ち。交流戦の白星発進は、2015年以来6年ぶりだった。 先発した柳裕也(27)が7回6安打無失点の好投。4年連続日本一で試合前まで12球団トップのチーム打率.264を誇る強力ソフトバンク打線相手に三...
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12球団最下位の貧打…中日打線に伝えたいオグリビーの教え
中日打線が貧打に喘いでいる。チーム打率はセ・リーグ最下位の・219。23試合を終えて4本塁打、総得点57はいずれも12球団ワーストだ。野球は投手力――とはいっても、いくらなんでもこれはヒドイ。 バンテリンドームナゴヤと呼称が...
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中日に思い切って仕掛けた第7戦初回のバスターエンドラン
ナゴヤドームでの第6戦は両軍の総力戦により、延長十五回を引き分けた。同じ敵地での第7戦もロッテは先攻。積極的に動いて先制点を取ることで、こちらのペースに持ち込みたかった。この試合にきちんと合わせてくれた選手たちなら、攻めの采配にも応...
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落合さんを意識しないため相手ベンチを見ないことを心掛けた
中日との2010年日本シリーズに臨むにあたり、私は相手ベンチの様子をなるべく目で見ないことを心掛けた。「落合監督」を意識しすぎないためだった。 敵将の落合博満さんが試合中、どんな局面であっても表情を変えないことは、テレビ中継...
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ロッテ監督就任直後に打撃ケージで落合さんと交わした昔話
2010年、ロッテの監督1年目でシーズン3位からCSを勝ち上がり、落合博満さん率いる中日との日本シリーズを戦った。相手が中日と決まったときは、少し感慨深い気持ちになった。 その年のオープン戦でナゴヤドームへ遠征したとき、落合...
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巨人Wパンチで暗雲…中日・大野雄に勝てず菅野は登録抹消
中日の大野雄大(32)が粘った。 昨季の沢村賞投手が、30日の巨人戦に今季初登板。三回と四回に失点したものの、五回以降はヒットを許さず、7回5安打2失点。試合は引き分けに終わった。 昨季は11勝6敗、リーグトップの防...
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ビシエド「竜の開幕男」の面目躍如 4点差のミラクル逆転弾
値千金の一発だった。 七回を終えて0―4と敗色濃厚だった26日の広島との開幕戦。沈黙していた打線がようやくつながった八回に安打と相手の失策などで3点を返すと、なおも2死三塁の好機で4番の主砲ビシエド(32)が右翼席へ逆転2ラ...
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巨人は沈み、広島が浮かぶ「九回打ち切り」ルールの吉凶
コロナ禍により今季は試合時間短縮の新ルール「九回打ち切り」が適用される。 26日に開幕するプロ野球はセ・リーグ3連覇を狙う巨人がぶっちぎりの優勝候補。ルールの影響はあるのか。巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう...
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セは巨人が独走か…白熱するかは阪神と中日次第と橋本清氏
今年も巨人の独走、という予想が多い。 「戦力的にはそうでしょう。菅野、戸郷、サンチェスの3本柱は計算できるし、ストッパーの中川も盤石。オープン戦で打線に元気がなかったとはいえ(12球団中6位のチーム打率.236)、能力が高く経...
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落合監督のドライな思考 私の後任はとっくに決まっていた
2006年の日本シリーズで日本ハムに敗れ、翌日に空路で札幌から名古屋に戻ると、すぐに球団事務所に呼び出された。とりあえず、リーグ優勝は果たした。少しは年俸が上がるかも……。そんな淡い期待を抱きながら部屋をノックすると、神妙な面持ちの...
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落合博満監督は性格が強過すぎる谷繁元信を買っていた
2004年から8年間、中日・落合政権を支えた谷繁元信は、技術力の高い名捕手だった。 配球面に性格が出た。谷繁は一度抑えても、次はマークしてくるだろうとさらに用心する。巨人・小林誠司はここで打ち取れたから、また同じ攻めでいいだ...
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肩が強くなくても盗塁を刺せる正捕手・谷繁元信の高等技術
中日のコーチを務めた2005年から2年間、私は落合博満監督が名古屋市内に所有するマンションに住んでいた。04年にコーチ契約をする際、球団に「監督のマンションが空いているけど、どうする?」と勧められたのだ。ナゴヤドームから5キロほどの...
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身内のマスコミに批判されても…落合監督は選手を大人扱い
「目線を上げて低めのボール球は絶対に振るな。そのためなら見逃し三振をしてもいい」 落合博満監督は打者にこう指示した。今でこそ、これは球界に定着しているが、2005、06年当時は画期的なことだった。12年に巨人も一時的に取り入れ...
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落合監督は首脳陣と選手の食事会場を分け酒の差し入れも
ヤクルト、巨人と比べ、中日のキャンプはとにかく長い。6~8時間、ほぼ休みなしで打ち続ける。過酷だったのは選手だけではない。 打撃練習が長いのだから、打撃投手も1時間くらいはぶっ続けで投げないと練習が回らない。他球団はせいぜい...
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落合監督の「虫けらノック」で井端、荒木、森野は成長した
「オレ流は全然練習しない」 球界ではそんな噂もあった。実は真逆だった。三冠王3度の落合博満さんは、誰も見ていないところで猛練習をしていた。 そんな落合監督の下、2004年オフに縁もゆかりもない中日の捕手コーチに就任した...
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中日・根尾「遊撃レギュラー」狙うも…忍び寄る2人の後輩
大阪桐蔭高時代の2018年に春夏甲子園連覇を達成し、鳴り物入りでプロ入りしてからはや3年。中日の根尾昂(20)は今キャンプで、本職である遊撃レギュラー奪取を目標に掲げている。 正遊撃手の京田陽太(26)は打撃に課題があるもの...