中日は助っ人補強ゼロでオフ終了? 立浪新監督の厳しい船出に同情論噴出

公開日: 更新日:

 大台突破でお茶を濁してオフの仕事終了──となりかねない。

 21日、中日柳裕也(27)が契約更改交渉で、5900万円増の年俸1億円プラス出来高となった。今季は11勝6敗。防御率2.20と168奪三振はリーグ2冠の大活躍。1億円の大台超えは自身初だ。柳も「まだ発展途上。もっと数字を伸ばしたい」と笑顔。これで中日の契約更改は全て終わり、立浪和義新監督の下、新たな船出の準備は整った──と言いたいが、本当にこのまま出港するつもりなのか。今オフはFAでリリーフの又吉がソフトバンクに流出。人的補償で選手を1人取れるものの、ドラフト指名選手以外の新加入はない。助っ人補強に動いている気配すらない。

 去る15日、地元ラジオ番組に出演した立浪監督は助っ人について、「いろいろ見たけど、A・マルティネスより長打がありそうな選手はあまりいない。補強はしない可能性もある」と話していた。

 A・マルティネスはここ2年間で4本塁打。打撃練習では飛ばすものの単打が多く、今季は打率.244、2本塁打、7打点。このA・マルティネスよりホームランを打てる打者がいないとは思えないのだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇