中日・立浪新監督に期待される「Mr.ドラゴンズ」の影響力と存在感

公開日: 更新日:

 強竜へと生まれ変われるか。

 1月31日、中日立浪和義新監督(52)が全体ミーティングで「引退してから気づくようでは遅い」と奮起を促すとともに、チーム内での競争を求めた。

 昨年の春季キャンプでは「臨時コーチ」として参加。根尾や京田らに打撃指導を行ったが、そのときから存在感は群を抜いていたという。球界OBが言う。

「昨年のキャンプから現場での存在感はピカイチ。全体ミーティングでは、現役時代のことを知らない若手選手も含めて、真っ先に立浪コーチへ挨拶に行った者が多かったそうです。礼儀や規律に厳しいというのを差し引いても、『ミスタードラゴンズ』の影響力の大きさを知っているのです」

■前政権に比べれば…

 裏を返せば、それだけ前任者が不甲斐なかったともいえる。与田前監督は就任初年度は5位、2年目は3位に浮上するも、3年目の昨季は再び5位に転落。防御率は12球団トップの3.22を残すも、攻撃力は得点、打率、本塁打ですべてリーグワーストに沈んだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由