『ぶし味噌レシピで「腸内リセット」』松生恒夫監修、タカハシユキ料理
私たちの腸には、全身を病気から守る免疫細胞の約60%が集まっているといわれる。そして、大切な腸を元気にするためには、腸内環境を整える食べ物を取るのが一番の近道だ。
その2大成分が、善玉菌を増やす植物性乳酸菌と、免疫機能を担うリンパ球の栄養となるグルタミン酸であるという。この2つを毎日の食事で簡単に取るために本書が勧めるのが、「ぶし味噌」。作り方は、300グラムの味噌に対して10~15グラムのかつおぶしを混ぜ合わせるだけ。いたってシンプルだが、味噌汁はもちろん、主菜や副菜にも使えて腸も元気になる便利な調味料なのだ。
サイコロ状に切った山芋とご飯を、コンソメスープとぶし味噌で煮たリゾットなど、ぶし味噌活用レシピも満載だ。
(グラフィック社1500円)