「万病を防ぐ!ふくらはぎ足裏もみ」青坂一寛著
足裏にはあらゆる臓器に対応する“反射区”があり、東洋医学ではこれを刺激することで不調回復に役立つと考えられている。しかし、足裏の反射区は非常に細かく分けられており、専門家でない限り位置を正確に捉えることは難しい。
そこで本書では、足裏の刺激法を解説しながら、足裏よりも簡単なふくらはぎもみの方法を伝授していく。心臓からもっとも遠いふくらはぎの筋肉を柔らかくしておくと、“第2の心臓”のような役割を果たし、血液やリンパ液の流れが促進されて、老廃物の排出にも役立つ。
膝窩筋(しっかきん)と呼ばれる膝裏の筋肉を左の親指で押さえながら、右手の親指でふくらはぎ全体を40~50回指圧する。これだけで体全体がポカポカと温まってくるはずだ。
(宝島社 1100円)