「50歳を超えたらもう年をとらない46の法則」阪本節郎著
50代にもなれば“もう若くはない”と思いがちだが、肉体をメンテナンスしたり思考の柔軟さを維持しようと努力していれば、老けて見えずに若々しくいられるものだ。本書では、年をとらないための46の工夫を紹介している。
例えば、ズバリ「見た目にこだわる」こと。60代といえば少し前までは“ジイサン”だったが、草刈正雄や中村雅俊など60代のいい男はたくさんいる時代になった。くたびれた中年になることを仕方ないと思わず、ファッションやスキンケアに気を使い、若々しい見た目を維持しておきたい。「スマホやタブレットを自分の道具にする」のもいい。デジタルへの挑戦は気持ちを若くし、脳も活性化させる。映画のオンデマンド観賞など、趣味も広がっていくはずだ。(講談社 880円)