「ひざの痛みはサラシ一本で98%治る!」笠原巖著
加齢に伴って起こる変形性膝関節症。ひざの軟骨がすり減り、骨と骨がぶつかって出っ張りが生じ、痛みや腫れなどの症状が起こる病気だ。一度発症するとなかなか治らず、薬、電気治療、マッサージ、体操などで症状の軽減を図るしかないように思われている。
しかし、これまで11万人の脚を治療してきた柔道整体師の著者は、「サラシで巻いて固定する」という画期的な方法を推奨している。無重力状態の宇宙空間では、骨の量が減ることが知られている。サラシで固定すると、ひざが無重力状態のようになって出っ張った骨が吸収されて減り、健康なひざの状態に近づくという仕組みだ。
本書ではイラストと写真によって、サラシ包帯の作り方や巻き方を詳しく解説していく。
(さくら舎 1400円)