「健康は八割くらいがちょうどええ」石蔵文信著
本態性高血圧症、片頭痛、腰椎症などは、原因がよく分からないが痛みなどの症状がある場合につけられる病名だ。そして、精神的なストレスが関わっていると考えられるという共通点もある。
循環器科専門医でうつ病学会評議員でもある著者は、病気は治さなくてはいけないものと考え、懸命に病院に通ってたくさんの薬を服用する行為こそ、ストレスとなり原因不明の病気をつくりだすと警告する。
食欲がないなら、栄養バランスを心配せずに食べたいものだけ食べる。眠れないのは疲れていないからなので、眠くなるまで起きていればいい。
完璧な健康など求めず8割ぐらいのほどほどで良しとすることで、心を軽くしストレスを軽減する方法を考えていく。
(KADOKAWA 1300円)