「結果を出すリーダーが知っている歴史人物の知恵」NHK「先人たちの底力知恵泉」番組制作班著

公開日: 更新日:

 偉人たちの知恵を各界の第一線で活躍するリーダーたちが読み解く人気番組の書籍化。

 例えば「渋柿を切って甘柿を継ぐのは小心者のすること。渋柿は、渋柿のまま使え」との名言を残した武田信玄。タイプの違う部下同士を組み合わせ、お互いを補いながら仕事に当たらせたというその人材活用法をテーマに秋元康氏が論じる。

 秋元氏は、高橋みなみ前田敦子の関係などを例に、AKB48を人気アイドルグループに育て上げたその仕事哲学を披露。その他、紛争地域武装解除人の伊勢崎賢治氏が読み解く勝海舟の交渉術や、前中国大使の丹羽宇一郎氏が読み解く松平信綱のピンチ脱出術など、17人の仕事術に学ぶ。(朝日新聞出版+税1600円)

【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ