名著から“男の飲み方”を学ぶ 文人がつづった「大人の酒場学」

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■「ヨーロッパ退屈日記」伊丹十三著

 1960年代、ヨーロッパに長期滞在し、ダンディズムを身に付けた著者が、女性と飲みにいったときの「男の振る舞い方」を指南。

 彼女のその日の気分や好み、アルコール許容度、服装の色をおもんぱかって、“これ以外なし”のカクテルをピタリと注文する喜びは男の楽しみ、という。実は三島由紀夫の小説「女神」も、女性が飲む酒はその日の洋服に合わせること、と書いている。(新潮文庫 520円+税)


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