「妻に隠しごとがあるオーナー社長の相続対策」佐野明彦著

公開日: 更新日:

 隠しごとによって、死後に悲劇を招かぬための相続手引書。

 隠しごとの中でも影響が大きいのが女性問題。愛人などの存在が明らかになれば遺族にダメージとなるだけでなく、お小遣いのための隠し口座や愛人を住まわせるための隠し不動産、そして隠し子問題へとつながっていくからだ。贈与税を払うことなくマンションの所有権を愛人に移転する方法など、愛人がいる場合の相続対策を具体的に解説。さらに家族に伝えていない借金を抱えている場合や、会社発足時の名義貸しなどによって自社株の一部が「他人名義」になっている場合の相続対策など。さまざまなトラブル事例を紹介しながら、死後に憂いを残さぬための対策を伝授。(幻冬舎 800円+税)


【連載】新書あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…