「老けない人は何を食べているのか」森由香子著
管理栄養士であり抗加齢指導士の資格も持つ著者は、「老ける・老けないは食べ物が左右する」として、食事によるアンチエイジング法を伝授する。
肌にハリがある人とシミが多い人とでは、見た目年齢が大きく違ってくる。肌を若々しく保ちたいなら、細胞の新陳代謝を活発にして古い細胞との入れ替えをスムーズにすることが大切だ。そのためには、皮膚や粘膜の成長促進効果が高いビタミンB群をたっぷりと取ること。おすすめ食材は納豆で、1日1パックは食べるようにしたい。
夏と冬で食べ方を変えることも重要だ。日差しに痛めつけられる夏は、皮膚を丈夫にするビタミンAが不可欠。一方、空気が乾燥する冬は、皮膚の血行を促進するビタミンEを積極的に取るようにしたい。
(青春出版社 1000円+税)