「笑点 五〇年史 1966-2016」

公開日: 更新日:

 初回から番組「笑点」に出演を続け、先日勇退した桂歌丸によると、当初は司会の故立川談志の影響もあって、番組は陰気で、1年ももてばいいかなと思ったという。そんな裏話が満載の現役メンバーへのインタビューをはじめ、司会者や大喜利メンバー、座布団運びなど番組を彩った歴代出演者も登場。

 特番で披露されてきたメンバーの「気持ち悪い」コスプレなどの名場面・珍場面や、海外旅行が高根の花だったころに出た「ギリシャ・アテネでのマラソン」(1975年)など座布団10枚のご褒美の数々、さらに番組収録の舞台裏まで。

 懐かしい写真をたっぷり添えて、国民的娯楽番組「笑点」の50年の歴史を一冊に凝縮。(ぴあ 1852円+税)


【連載】BOOKレビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」