「ぼくら『昭和33年』生まれ」四家秀治著

公開日: 更新日:

 今年還暦を迎えた昭和33年生まれ(来年4月1日生まれまで含む)は、団塊と新人類に挟まれた「断層の世代」だ。花の中3トリオ、森昌子桜田淳子山口百恵もこの年生まれである。やはり33年生まれの芥川賞作家、藤沢周はインタビューの中で、自分たちの時代をこう語る。

 バブル以前にデビューした山田詠美はアングラ色があって、戦略的に快楽主義のところがあった。バブル以後にデビューした藤沢は、救いのないデカダンスへ流れる。

 この世代はポストモダンの洗礼を受け、歴史と切断して何も信じられない不安定な状況にあった。

 そのときに誘われていったのがオウム真理教だった。

 33年生まれが、自分たちの60年を振り返る。

(言視舎 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり