著者のコラム一覧
吉田友和旅行作家

1976年、千葉県生まれ。出版社勤務を経て2005年、旅行作家として活動開始。ドラマ化された「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン」のほか、著書に「3日もあれば海外旅行」「10日もあれば世界一周」「思い立ったが絶景」「東京発 半日旅」「泣かない一人旅」など多数。

「2049 日本がEUに加盟する日」高城剛著

公開日: 更新日:

 いずれも突拍子のない内容のようでいて、それなりに説得力がある。さらには世界情勢や各国の思惑を鋭く分析しており、旅本ではないものの、海外へ対する好奇心を満たしてくれる一冊となっている。ちなみに日本が加盟した新しいEUは、GU=グローバルユニオンへと変化し、世界政府樹立のひな型となるのだという。訪れるのは果たして希望あふれる未来なのか、読後は想像を膨らませた。

(集英社 1500円+税)

【連載】紙上であちこち探訪本

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇