「コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方」遠藤功著

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 リーマン・ショックを超えるコロナ不況で、ほぼ全ての業界が打撃を受けている。国内外で「需要蒸発」が起きているが、生き残るためにまずは国内需要に目を向け、内需を開拓することが必要だ。

 例えば観光業でインバウンド需要が蒸発したといっても、それは日本の観光市場26兆円の2割にすぎない。また、社内の「不要な通勤」「不要な会議」に目を向け、業務のオンライン化、リモートワークを推進し、生産性を上げなくてはならないが、働く人が幸せでなくては無意味だ。

 先が見えない時代には「個の突破力」をもつ人材が会社を救う。「新たなレールを敷くことのできる人材」を生かす人事制度を用意すべきである。

 コロナ時代に必要な人材戦略をアドバイス。

(東洋経済新報社 1400円+税)

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