「ウッドロー・ウィルソン」倉山満著

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 偉人として称えられる第28代アメリカ大統領ウィルソンこそが、現在の人類の不幸の9割を一人でつくった極悪人だと指弾する歴史テキスト。

 第1次大戦を通じて世界最大の大国になったアメリカを率いていたのが、1913年に大統領に就任したウィルソンだった。ウィルソンは戦いが長期化する中、「勝利なき平和」を呼びかけ、戦後に理想的な平和をつくろうとしたと評価され、その外交理念は「ウィルソン主義」と呼ばれる。著者は、そうした歴史の通説の一つ一つを徹底的に喝破する。

「私が次期大統領になるのは神が定めたことだ」と公言したウィルソンが、神意政治に走り、世界の秩序を混乱に陥れ、世界中に共産主義が蔓延する元凶になったことを明らかにしていく。

(PHP研究所 970円+税)

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