(1)平日の昼間から競馬観戦か
大井競馬場の休憩所を出ると、永山健治は何気ない様子で裏手に歩いて行った。
正木典夫はそこまで見て取ってから、気取られないように距離を置き、そのあとについた。
一歩外に出ると、寒さが顔にぶつかってくる。
一瞬尾行に気づかれたかと思ったが、そうではないようだ…
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