「見てはいけない!ヤバい会社烈伝」金田信一郎著

公開日: 更新日:

「見てはいけない!ヤバい会社烈伝」金田信一郎著

 著者は日経新聞などの経済紙・誌で35年間、記事を執筆してきた。将来性のある会社は柔軟でオープンな組織になっているが、日本の会社は明らかに時代に逆行している。

 例えば、石油元売り最大手のE社のCEOはホステスに性的暴行を加えて辞任、その翌年には社長が懇親会で女性にセクハラをして解任された。この業界は実質的に2社しか残っていない寡占状態で、会計検査院が交付している補助金の支給に対して、小売価格に反映されていないと指摘している。ほかの会社でも、一流企業出身のトップがセクハラやパワハラをするなど、お寒い状況なのだ。

 日本の企業の実態をリポートする。 (東洋経済新報社 1760円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ