NHK松本会長“白旗”退任でウワサされる後任の名前
福島原発事故をめぐる報道が、安倍政権や電力会社などの財界にとって“偏向”と映ったことも「松本降ろし」の一因だったようだが、後任は誰が就くのか。
「NHK会長は、局全体の経営に加え、政府やマスコミ対応も求められる。はっきり言って激務です。そのワリに兼業が禁じられていて年俸は3000万円ほどと決して高くない。簡単に引き受け手は見つかりません。これまでに、オリックスの宮内義彦会長や元経営委員長の古森重隆・富士フイルムHD会長らの名前が浮上しているほか、政治部出身でNHKエンタープライズ社長の今井環氏、海老沢元NHK会長の側近だった諸星衛NHKインターナショナル経営特別主幹などの名前が取り沙汰されています。しかし、松本降ろしの後では財界人は尻込みする。引き受け手が誰もいなくなって、最後は政治部OBに落ち着くのではないかとみられています」(事情通)
誰が会長になろうとも“安倍サマのNHK”になることだけは間違いない。