佐村河内氏も…広島出身“著名”ミュージシャンが多いワケ

公開日: 更新日:

「『偽りの旋律』『砂上の交響曲』なんてタイトルの自叙伝を出すつもりなんじゃないの」と、出版業界では笑い話になっている。ゴースト作曲家騒動の渦中にいる佐村河内守氏(50)のことだ。

「佐村河内さんは若い頃に役者を目指したものの鳴かず飛ばずで、ロックミュージシャンにもなれなかった。何でもいいからとにかく目立ちたかっただけで、同じ広島市出身の矢沢永吉のように、“成りあがり”を夢見ていたんでしょうね」(芸能リポーター)

 確かに、広島は著名なミュージシャンを数多く輩出している。矢沢以外に西城秀樹、世良公則吉川晃司、奥田民生、奥居香、デーモン閣下に速水けんたろう……ポルノグラフィティやPerfumeも広島。吉田拓郎も広島育ちだ。

「吉川晃司が無名の頃、東京のプロダクションに<広島に凄いヤツがいる。見に来ないと一生悔いを残す>なんて手紙を自ら書いて送ったのは、知られた話です。広島県民って、異常なほど上昇志向が強いタイプが多いんですかねえ」(芸能リポーター=前出)

「ビッグスターになる」と大風呂敷を広げた吉川も売れたからよかったものの、そうじゃなかったら“痛い人”。デーモンだって、ただの変人扱いだっただろう。県民性に詳しい「ナンバーワン戦略研究所」代表の矢野新一氏がこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動