山本一力 売れない時代の胃袋を満たしたアラ煮の思い出

公開日: 更新日:

「直木賞を受賞したら、講演やなんだかんだで出張が増えた。長男は小学5年生、次男は保育園だったね。それでも週末に子供2人を残して、旅に出ざるを得なかった。カミさんは切なかっただろうけど、長男が弟のメシの支度をして、きっちりやってくれた。そういう経験があるから、兄弟は今でも仲がいいよ。弟は兄貴に全幅の信頼を置いてる。出張で家を空けても、家のことを心配しなくていいというのは、親にとっては一番の安心材料だったね」

 取材をした日も、夕飯は妻と2人の息子と食卓を囲んで、アラを食べる予定だと語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動