「鉄人28号」は27万円…押入に眠る60年代お宝オモチャ
続けて雑誌・コミック。子供の頃むさぼり読んでいた「少年マガジン」や「少年サンデー」などだ。
さぞや高値が付くかと思ったら、アレレ…。59年の「少年マガジン」が3500円、60年の同誌は1冊2000円だった。
「今、当社が喉から手が出るほど欲しいのは『少年チャンピオン』75年4号です。連載していた『ブラック・ジャック』でロボトミー手術をテーマにした回が掲載されていて、当時から物議を醸しました。その後、全集を出す際には、この回だけ外されているのです。これがあったら、販売価格は10万円(買い取り価格5万円程度)にはなるでしょう。もちろん、『チャンピオン』創刊号より高額になるはずです」(まんだらけマニア館・久保圭司さん)
単に「創刊号」というよりも、その後、人気になった漫画の初回号とか、珍しい付録のあるもの、さらに「ウルトラマン」や怪獣などの「特撮モノ」が絡むと、値段はハネ上がる。たとえば、「テレビマガジン」の65年53号は「ウルトラQ」が表紙のため、販売価格は5万円になるという。
実家の押し入れは要チェックだ。