更年期女性の7割が「手の不調」を自覚…女性ホルモンが関係している可能性

公開日: 更新日:

 更年期女性で手指のこわばりや痛みなどを感じている場合、女性ホルモンが関係している可能性がある。症状が進み、変形が起こる前に対策を講じたい。

 大塚製薬が50歳から64歳の女性207人を対象に行った「更年期の手指の不調に関する調査」によると、更年期症状を感じている女性の71%が「手指の不調」を自覚しており、しかしその3人に2人が「症状があるが、これまでに医療機関を受診したことはない」という結果だった。

「更年期で女性ホルモンの分泌が減ると、更年期症状の一つとして手指のこわばりや関節痛が起こることがあります」

 こう言うのは、「四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター」の平瀬雄一センター長。

 更年期症状ではホットフラッシュやのぼせがよく知られるが、症状は多岐にわたっており、その中でも手指のこわばり・関節痛は起こりやすい症状だ。「女性の健康とメノポーズ協会」の質問紙調査では、更年期女性が感じている症状としてトップの「肩こり腰痛(48.2%)」に次いで、「手指のこわばり・関節痛(43.5%)」が2位だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言