著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

「かすみ目」の陰に隠れている3つの重大病…放置すると失明リスク

公開日: 更新日:

 文字や写真などを見ようとした時、ぼやけたり、かすんだように見えるのは、「かすみ目」に多い症状です。かすみ目と老眼の違いは、かすみ目は調子によって見えたり見えなかったりを繰り返しますが、老眼は老眼鏡を使うかメガネの度数を変えないと見えるようにはなりません。加齢のほかに、若い世代でもドライアイや、目の疲れ、そしてコンタクトレンズの使用が原因で起こります。

 コンタクトレンズを使用することで、かすみ目がなぜ起きるのか。涙がコンタクトレンズに吸い取られて蒸発してしまい、そのせいで目が乾燥してくることが原因のひとつ。

 コンタクトレンズに付着した汚れもかすみ目の原因となります。そんな時は、1dayタイプなら新しいものに取り換える、2週間タイプなら1度はずして洗浄ケアをしてみてください。そのまま装着を続けるとかすみ目もひどくなりますので、コンタクトレンズを使用している方は半年に1度は眼科で検診を受けるようにしてください。

 というのも、コンタクトレンズの汚れが、アレルギー性結膜炎など目の炎症によって起こっていることもあるからです。

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