五輪旗振り役はTOKIOに 解散SMAPからの“世代交代”加速

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所所属のTOKIOが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのフラッグが都内や全国を巡回する「フラッグツアー」のスペシャルアンバサダーに決定。21日、東京都庁都民広場で行われたキックオフイベントに出席した。

 TOKIOが任命されたのは東京都や日本オリンピック委員会が主催するイベント。ジャニーズ事務所はかなり力を入れてこの仕事をゲットしたという。

「ジャニーズのジャニー喜多川社長は、これまで各メディアなどで再三にわたり、東京五輪に対して全面的に協力することをアピールしている。TOKIOは、東京という意味も込められたグループだし五輪にうってつけというワケです。それにリーダーの城島茂松岡昌宏築地市場の豊洲移転の『応援大使』に就任したにもかかわらず、移転が白紙状態になって大使の仕事が中ぶらりんに。東京都にはそんな“負い目”もあり、ジャニーズ側のプッシュを受け入れる形でTOKIOが旗振り役を務めることになったそうです」(イベント関係者)

 ジャニーズの東京五輪関係の仕事としてはSMAPがパラリンピック応援大使に任命されていたが、これはパラリンピックをバックアップする日本財団と正式契約を交わしたわけではなく、「ボランティアのような形で任命されて協力していた仕事。退社したSMAPの元チーフマネジャー、I女史がとってきたもので、ジャニーズ事務所の“公認”のものではありません。SMAPの正式解散が決まった段階で応援大使の活動も辞退して終了になりました」(前出のイベント関係者)。

 SMAPのメンバーは年末の解散後もジャニーズ事務所には残留するという。しかし、パラ応援大使や今回のフラッグアンバサダーのように仕事の一つ一つが別のメンバーに取って代わられ、気が付けばキムタク以外は冷や飯を食うハメになりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動