解散後のSMAP 脱アイドルでも安泰なのは中居正広ただ一人
80年代、絶大な人気を誇った“光GENJI”がいい例。解散後のメンバー7人は個人活動に転じたが、一線で活躍する人はいない。「グループ活動中、個人活動の準備ができていなかった」ことが要因と言われている。それを間近に見ていたのが後輩のSMAPだろう。同じテツは踏まない。SMAPは個人活動に重きを置いた。後に他のグループも個人活動が活発化。今やニュース番組のキャスターまで務める人もいる。
ジャニーズは「歌って踊れるグループ」がデビュー時のコンセプトだが、不思議なことにソロ歌手に進む人がほとんどいない。SMAPもしかり。歌手活動を目指す人はなく、役者、司会など5人の方向性は見えている。目指すは「脱アイドル」だが、もっともハツラツとして見えるのは司会業がすっかり板についた中居正広しかいない。
テレビ関係者も、「司会者としての技量だけでなく、幅広いジャンルの人との交流もあり人望もある」(テレビ関係者)と、将来的に中居は安泰と見ている。「役者に専任」とみられる木村拓哉を筆頭に他のメンバーには一抹の不安が残る。