正月ボケを吹き飛ばす…映画「ドント・ブリーズ」の衝撃
「老人がいきなり座頭市のように若者を叩きのめした時には仰天しましたが、この設定のユニークさは入り口にすぎません。そこから観客が予想するであろう展開をはるかに上回る二転三転と仰天のオチ、大胆な伏線や演出のアイデアなど、隅から隅まで工夫が凝らされています。抜群の怖さと面白さで、近年のホラーでは断然のナンバーワンです」(前出の前田氏)
人を見かけで判断すると痛い目に遭うという教訓だが、本国アメリカでは11億円の低予算で興収104億円のメガヒット。映画も見かけだけじゃわからない。正月ボケを吹き飛ばすにはピッタリの作品のようだ。