岡田准一、木村拓哉も…日本アカデミー賞最優秀賞に異聞
3月3日に都内で授賞式が開催される「第40回日本アカデミー賞」。先日、最優秀賞の候補者となる各部門の5作品・5人の受賞者が発表されたが、最多は監督賞(李相日)、優秀主演女優賞(宮崎あおい)、優秀助演男優賞(妻夫木聡・森山未來)、優秀助演女優賞(広瀬すず)など11部門で獲得した「怒り」。しかし、主演の渡辺謙は優秀主演男優賞を受賞できず。これに関して映画関係者の間ではこんな声が上がっている。
「優秀主演男優賞にノミネートされたのは綾野剛、岡田准一、佐藤浩市、長谷川博己、松山ケンイチの5人。この中で、岡田は大ヒット主演作『永遠の0』のチームが再結集した『海賊とよばれた男』に主演しているものの評価はイマイチ。それでも選ばれたため、『最優秀主演男優賞は今後、ジャニーズ枠になるのでは』と危惧され始めている」(映画業界関係者)
ジャニーズ事務所は以前は賞レースを辞退してきたが、一昨年から解禁。その途端に岡田が最優秀主演男優賞(「永遠の0」)と最優秀助演男優賞(「蜩ノ記」)をダブル受賞。昨年は吉永小百合が主演した映画「母と暮せば」で助演だった嵐の二宮和也がなぜか優秀主演男優賞にノミネートされ最優秀賞の栄冠を手にした。今年、岡田が受賞すればジャニーズが3連覇となるが――。