“通信教育生”自認 吉田照美に刻まれたビートたけしの金言

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 フリーアナウンサーの吉田照美さん(66)にとって心に残るのは、ビートたけし(70)の一言。なんと“軍団”に入りたいと思ったほど影響を受けたという。

 ◇  ◇  ◇

 若い頃、夜の初めての帯番組「吉田照美の夜はこれから てるてるワイド」(文化放送/1980~87年)をスタートさせた時は“中高校生向けのラジオなんてどうせ自分にはうまくできない”と絶望的な気持ちでいました。

 その数カ月後です、ビートたけしさんが「ビートたけしのオールナイトニッポン」(ニッポン放送/81~90年)を始めたのは。1回目の放送を聴くと「これは君たちの番組じゃない。オレの番組だ!」と宣言されたのが衝撃的で! それまで深夜放送でも、ラジオは“あなたのための放送”ということで成り立っていたから。

 たけしさんは生まれが東京の下町で、僕も近い場所で生まれ育ったから“しゃべり言葉”が似てたんです。それで「局アナの僕だって、アナウンサーっぽいしゃべりをやる必要はないんだ!」と吹っ切れた。生まれ育ちの使ってきた言葉でしゃべればいいんだと。

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