政治ネタ話題 冠番組終了のウーマン村本“圧力騒ぎ”の顛末
■政治ネタで“騒動”の異様
まったく人騒がせなことだが、まあそもそも村本が「政治ネタ」を扱っただけでこれほどの騒動になることが異様ではある。
タレントの松尾貴史(57)はかつて日刊ゲンダイのインタビューで「芸人も俳優も歌手も、みんな税金を払って生活しているわけです。なぜ政治に対して意思表示してはならないのか」と疑問を投げかけていた。
生放送終了後の未明、記者の取材に応じた村本もこう言った。
「例えば、アメリカのスタンダップコメディーは、政治や宗教をネタにして爆笑を取っている。それだけ政治が日常に浸透しているんでしょう。日本では、『原発』や『基地問題』といったワードを出すとお客さんの顔がこわばる。芸能人がもっと普段から政治の話をテレビとかでしていれば、記者さんも集まらなかったでしょう。発言力のある人間が『黙る』のは一番の悪なんです」
最終回となった理由については「来年留学に行くため」だという。