平昌五輪でファン激増も 韓国ドラマに日本の若者がハマる
平昌五輪を来月に控えて日韓関係はかなり微妙だが、意外に元気なのが韓国ドラマで、下火どころか、若者に受けているという。
地上波ではフジテレビが深夜に放送しているぐらいだが、BSやCSでは韓国ドラマが花盛り。街のレンタルビデオ屋に行けば、韓国ドラマのコーナーは相変わらず大きいスペースを占拠している。
視聴者層の変化について韓ドラ通がこう語る。
「最近は確実に低年齢化しています。『冬のソナタ』をきっかけにブームが起きた2003~04年ごろは、韓ドラは中高年女性の専売特許。30代のファンでさえ“若い”といわれましたが、今や10代や20代の若い女の子も韓ドラを熱心に視聴している。入り口はK―POPで、東方神起やBIGBANGの音楽を契機に、彼らの出演するドラマにハマっています」
一度見て面白さに目覚め、次から次へと手を伸ばして、複数の作品を並行して見ている若者が多い。 例えば、チ・チャンウク主演の「THE K2~キミだけを守りたい~」、イ・ミンホ(写真)主演の「青い海の伝説」、イ・ジョンソク主演の「W―君と僕の世界―」などが人気だという。
従軍慰安婦問題などで日韓関係が悪化するにつれ、中高年層は韓国に対して冷めた見方をし、旅行する人も減っている。
韓国に対してドン引きの中高年とは逆で、若者の中には平昌五輪を機に韓ドラ好きがさらに増えたりして。