テレ朝でニュース番組司会 中居正広“当面残留”の将来設計
■東京五輪後の独立を見据え…
だが、中居の独立への気持ちはゼロかといえば、決してそうではなさそうだ。
「SMAPが解散した時、事務所を出るか残るか、最後まで態度を保留していたのが中居だった。それだけ、『新しい地図』の3人に付いて出ていこうか悩んでいたそうです。ですが、2004年アテネ五輪からTBSのメインキャスターを務めている彼にとって、東京五輪はどうしてもキャスターとして関わりたいという思いが強い。事務所を離れたら、それがなくなる可能性があった。それだけに、五輪終了後に、再び独立への思いが強くなるかもしれませんね」(芸能プロ関係者)
新番組でのニュースキャスター就任。それは、東京五輪後の独立を見据えてのことだという見方もある。
「ジャニーズから独立すると、映画や舞台、音楽活動などはできても、テレビ出演は難しくなることが多い。バラエティー番組でのMCを主戦場としている中居にとって、独立に二の足を踏んだのもその辺の事情があったのでしょう。4月からニュース番組のキャスターに就任するのは、独立後のことを考えてのこと。BSやネット番組では、バラエティーより、ニュースや情報番組が多いですからね。もともと、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の後番組のMCに真っ先に名前が挙がったのが中居だったように、主婦層やファミリー層の支持は絶大です。独立してテレビは無理でも、ネットなどで番組を持とうと思えば、今はニュースキャスターをやっておいた方が身になると、計算したのではないですかね」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)
そのクレバーさが芸能界を生き残るカギになりそうだ。