著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

錦戸亮はジャニーズ退所で歌手と俳優の“二刀流”なるか

公開日: 更新日:

 改めて言うまでもないが、初めからグループ活動を目的に芸能界に入る子はいない。個人活動をするための手段に過ぎない。

ジャニーズアイドルの学校ともいわれ、いずれ卒業しておのおのの進路を決める」(音楽関係者)

 ジャニーズに入って錦戸も22年。進路を考え悩み結論を出す時期にあった。錦戸は脱退・退所して個人活動の道を選んだ。脂の乗った30代。可能性は無限に広がる。前途洋々になるか多難になるかは本人次第。錦戸は先に退所した渋谷すばると共にメインボーカルを務めアーティスト志向が強いといわれているが――。

「歌手で活躍を続けている人は横道にそれることなく、長年にわたり培ってきた活動をベースにしてようやく息の長い歌手としてやっていける。ソロ歌手として途中参加では単発のヒットはあっても、人気を維持し続けることは難しい」(音楽関係者)

 俳優は個人活動でありながら、ドラマ映画も団体作業。俳優業のほうがいろいろな可能性を秘めている。近年の錦戸の動きも見ても俳優業に傾斜しているように見える。昨年の大河「西郷どん」では西郷隆盛の弟役を好演。大河や朝ドラ出演の少ないジャニーズにあって絶好のアピールの場になった。大河や朝ドラは俳優を成長させる場。与える影響も大きい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」