視聴率3冠確実? ラグビーW杯中継でうれしい誤算の日テレ

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 ラグビーワールドカップ日本大会は、2日土曜の決勝「南アフリカ対イングランド」で6週間ほどの日程を終了。組織委員会も国際統括団体「WR」も予想しなかったほどの盛り上がりを見せ、試合中継ホスト局の日本テレビ(NTV)は「今年最大のうれしい誤算」と笑いが止まらない。

 日テレ幹部は大会前から「日本戦で30%は取りたい」と強気だったが、平均視聴率40%超、瞬間最高視聴率50%超を叩き出すとは思ってもいなかっただろう。というのも、前回大会で日本が南アフリカに勝ってラグビーが注目され、日テレはさっそく翌年に「日本対スコットランド」のテストマッチを午後7時15分から生放送したが、視聴率は6・6%と散々で、以後、今回のW杯まで公式戦をゴールデンタイムに放送することはなかったのだ。

「始まる前はスポットCMも思うように集まらなかったのが、日本が勝つたびに出稿が増えていき、最後は消化しきれないほどでした。NTVが払った放送権料は10億円といいますから、しっかり黒字を確保したはずです」(大手広告代理店スポーツ担当営業マン)

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