横浜銀蝿デビュー40周年 ファン限定「集会」をリポート

公開日: 更新日:

 オリジナルメンバーが揃ったことについて、TAKUは「やっぱ差し歯が1本ずれても嫌じゃん」と言い、翔が「役者がそろったとか、他に言いようあるじゃねえか」と笑いを誘った。

■「時代に媚びない。好きなことをやっていくだけ」

 1983年の銀蝿解散後、キングレコード就職して制作に携わり、現在はベルウッドレコード社長のJohnnyはゴルフクラブばかり握っていたそうで、久しぶりのギターの感触を確かめるようにして「日本武道館を満タン(満員)にする夢をかなえたときみたいにうれしい」と笑っていた。

「不良だから、どんだけ練習してきたかとか言わないけど、こうして俺たち、板の上に復活することができた。全開で突っ走っていきます」

 そう翔が締めると、全員が「ヨロシク」と決めぜりふを口にした。

 不良、暴走族、ツッパリ。校内暴力が社会問題になり、荒れる若者が跋扈した時代を象徴するような存在だった横浜銀蝿の4人だが、受験戦争のさなか、翔とJohnnyが神奈川県で偏差値トップクラスの進学校、県立柏陽高校卒であったり、決して不良だったわけじゃない。マスコミ取材でも、カメラマンたちから「ポーズをお願いします」「もう少し寄って」などのリクエストに「はい」と応じ、取材陣に「俺たちばっか楽しんでて申し訳ない」(翔)と謙虚な一面をのぞかせた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは