コロナで収録延期「麒麟がくる」の混迷と長谷川博己の不運
政府の緊急事態宣言を受けて、NHKは大河ドラマ「麒麟がくる」の収録休止をGW明けまで延長すると発表した。「麒麟」は、昨年6月3日にクランクイン。壮大なセットにキャストから賞賛と驚きの声が上った。ところが、沢尻エリカ(34)の薬物スキャンダルによって10話分の大幅な撮り直しを余儀なくされたのが昨年12月3日のこと。これだけでもかなりの負担なのに、新型コロナウイルス感染拡大による収録休止が重なった。
ドラマの収録休止の期間は、沢尻の薬物騒動時と合わせて1カ月以上に及んでいる。一部で「放送休止」の声も囁かれ始めたが、NHK側は「直ちに放送を休止することはありません」と真っ向から否定している。
■前半の最大の見せ場は6月末の桶狭間
「『麒麟がくる』前半の最大の見せ場は桶狭間の戦いですが、このシーンの撮影はすでに終了しています。オンエアの予定は6月末なので、仮に収録再開が5月末にずれ込んだとしても放送休止に追い込まれることはないというのがNHK制作チームの判断です」(関係者)