嵐の新曲リリースに歓喜も…“与論島行かないで”投稿のナゼ
24日に放送されたテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」で、8カ月ぶりにリリースされたシングル「IN THE SUMMER」を披露したジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」。番組では、米津玄師が作詞・作曲した楽曲「カイト」も熱唱するなど、ネット上では<サイコー!>といった嵐ファンからとみられる歓喜の投稿が目立った一方、なぜか<与論島には気を付けて>という呼びかけもチラホラ。一体どうしたのか。
■“与論島クラスター”発生
鹿児島県・奄美群島のひとつである与論島といえば、島内唯一の総合病院である「与論徳洲会病院」の職員で新型コロナウイルス感染が確認されたのを機に計11人の感染者が確認された。このため、与論町新型コロナウイルス感染症対策本部長名で、来島の自粛を訴える緊急メッセージも出されている。それがなぜ、「嵐」と関係があるのか。
「実は『嵐』がデジタルリリースした『IN THE SUMMER』のミュージックビデオ(MV)のロケ地が与論島。青い海と白い砂のコントラストが美しいウドノスビーチや、幻のビーチといわれる百合ヶ浜などで、新曲の雰囲気にぴったり。おそらく、今後、多くの嵐ファンがロケ地を訪れ、記念写真を撮影するのは間違いない。何といっても、嵐の活動が最後の年ですからね。しかし、今、観光客が島を訪れ、新型コロナの感染者が出たら大変なことになる。それで、『気を付けて』『行かないで』と呼びかけているのだと思います」(芸能ジャーナリスト)
ちなみに「嵐」が与論島でMVを収録したのは7月上旬ごろとされる。まさか撮影時に誰かがウイルスを持ち込んだ可能性はないだろうが、新型コロナが終息するまでは、ファンも島を訪れるのはやめていた方がいいだろう。