菅政権に代わって…この3人の“立ち位置”の変化がわかる?
首相が安倍晋三氏から菅義偉氏に代わって、ワイドショーのコメンテーターたちの立ち位置も微妙に変わった。なかでも、安倍べったりで、寿司屋で接待されて“スシロー”なんてからかわれていた政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、菅政権でもヨイショを続けるのだろうか。
「田崎さんは安倍より菅のほうがさらに親しいし、付き合いも長いですからね。今度はスシローでなく、スガローです」(政界情報通)
田崎氏は時事通信の政治部記者時代は、竹下派七奉行のひとり、小沢一郎氏と毎日酒を飲むほど親しかったが、次第に遠ざけられ、やはり七奉行のひとりで、小沢氏と「一六戦争」と言われるほど激しく対立した梶山静六氏に接近した。その時、梶山氏を担いでいた若手のひとりが菅首相である。田崎氏は「初当選以来の22年の付き合い」と語っている。
これからはいよいよ菅応援団を演じるのだろうが、ヨイショの屁理屈をどうひねり出すか、見ものである。まあ、あそこまでいけば一種の芸で、本人も茶坊主と揶揄されるのを承知でやっているのだから、彼の持ちネタと思って面白がればいいのだ。