「十二単衣を着た悪魔」“女子のカリスマ”三吉彩花の新境地
映画「十二単衣を着た悪魔」は、内館牧子の原作を女優・黒木瞳がメガホンを取り、映画化した作品(長編映画の監督は2作目)。主演の伊藤健太郎が起こした交通事故の件で心配されたが、今月6日、無事に公開された。
伊藤が演じたフリーターはタイムスリップして「源氏物語」の世界に迷い込む。そこで出会う、皇妃・弘徽殿女御を演じているのが、昨年公開された矢口史靖監督の映画「ダンスウィズミー」で主演に抜擢された三吉彩花だ。
モデルとして女性の間ではカリスマ的な支持を得ている三吉彩花。170センチを超える長身で、圧倒的な存在感はファッションショーのステージなどでは、ひときわ映える。
今回の映画でも、十二単衣を着た姿が美しく、ビジュアルと言葉の両方でヒロインの力強さを表現していて、三吉彩花だからこそ演じることができた役だ。
1996年6月18日生まれ、埼玉県出身。小学校3年生のときにスカウトされて、芸能界入り。2010年から“成長期限定ユニット”「さくら学院」(今年末に活動を終了する)の1期生として活動。三吉とともに1期生の中心を担ったのは、現女優の松井愛莉、現在はソロシンガーの武藤彩未だった。