船山基紀編曲家
１９５１年、東京都生まれ。編曲家。デビュー作は中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」。昨年死去した作曲家・筒美京平と組んだ作品が一番多く、沢田研二、渡辺真知子、田原俊彦ら数々のヒットを飛ばした。昨年１２月に編曲を手がけた作品を収録した「船山基紀 サウンド・ストーリー」（ソニー・ミュージックダイレクト、ＣＤ４枚組７２曲）をリリース。
田原俊彦<上>思い出の一曲「ハッとして！Good」誕生秘話
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彼の個性と相まって、これぞ田原俊彦サウンドに仕上がりましたね。好きなアレンジは？ と聞かれたら迷うことなく、「ハッとして！Ｇｏｏｄ」と答えます。僕の中では思い出に残る曲です。
■ジャニー喜多川さんは華やかな曲がお好きなんです
「ブギ浮ぎＩ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」はキラキラして、音色も全体の雰囲気も、派手でゴージャスなものを目指しました。ジャニー喜多川さんは華やかな曲がお好きなんです。筒美京平先生もそうでしたね。それを一番具現化できるのが田原俊彦なんだと思います。
つい先日、トシちゃんのコンサートにご招待いただきました。いまだにステージであれだけ足を上げ、踊り、歌う。凄いパワーですよ。
彼は今年で還暦になりました。パフォーマンスを維持する意識の高さには脱帽です。還暦記念コンサート、頑張ってほしいですね。
（つづく）
