メンタリストDaiGo生活困窮者への“学び”はホンモノか?「謝罪ポーズ」と疑問の声も

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<他者の生きる権利について自分が判定できると考える傲岸(ごうがん)さは変わらない。自らの発言の問題点を真に自覚していると評価することはできない>

 ホームレスや生活保護受給者への差別的発言が批判されているメンタリストDaiGo氏(34)が謝罪動画を配信したのち、生活困窮者を支援する4団体は共同で、「メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」を発表。若者を中心に社会的に影響のあるインフルエンサーだけに、形だけの“にわか謝罪”を許さないという姿勢を示した。

 DaiGo氏は今後、知人の脳科学者、茂木健一郎氏から紹介を受け、路上生活や生活困窮を余儀なくされている人たちを33年支援してきた「NPO法人抱撲(ほうぼく)」理事長の奥田知志氏のもと、生活困窮者の実情を学ぶという。

 DaiGo氏のこの対応に対して、ひと通り話を聞いて形式的な学びですませ、元の活動を再開させるためのアリバイ作りではないか、という批判も少なくない。

 奥田氏もそのあたりを見透かしているようで、16日に発表した「DaiGo氏の差別発言に関する見解と経緯、そして対応について」の中で、DaiGo氏に学ぶ機会は提供するものの、生半可な気持ちで来られては困るとピシャリとはねつけている。

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