MISIAは叩かれ、小泉今日子の辞退には称賛の声…明暗が分かれたコロナ禍でのフジロック
「MISIAさんのご両親ときょうだいは医療従事者。そのため〈家族が医療従事者なのに、フェスに出るなんて〉〈誰よりも医療従事者の大変さは分かってるはず。辞退してほしかった〉などの声がネット上に沸き上がってしまっています。その意見はまだ分かるとしても、『君が代』の歌唱についてのあれこれは、さすがにちょっとイチャモンじみてきているなと」と話すのは芸能ライターの山下真夏氏だ。
MISIAがフジロックの1曲目に選んだのは「君が代」。東京五輪開会式で国歌独唱を担当し、〈さすがの歌唱力!〉と絶賛されたことは記憶に新しいが、フジロックで歌ったことで批判的なコメントにさらされているという。
「開会式での独唱後には〈クセありすぎ〉〈君が代は普通に歌ってほしい〉なんてネガティブな声もチラホラはあったんです。それがMISIAさんがフジロックに出たことで蒸し返され、〈この人の君が代は全然響かない〉〈今後この人の君が代は聴きたくない〉なんて、後出しじゃんけんのような書き込みが一気に増加しました。中には〈大して歌もうまくないと思う〉なんて言う人までいます」(前出の山下氏)