八代英輝弁護士の「虚偽コメント問題」は公平であるべきTV局とスタッフの知性の劣化にも一因
これには江川紹子さんがTwitterで「(これは)『弁解』であって、共産党綱領にないことを『ある』とした虚偽コメントへの『謝罪』とは言えませんね」と発言し、志位さんもこれをRTして再びTBSに抗議した。
問題は、田崎史郎氏がいたにもかかわらず間違いを指摘せず、番組自体も発言をスルーしてしまったことにある。
そもそも出演者はバランスよく配置されるべきだ。その中で自由に討論すればよい。
どうも室井佑月さんが降板したあたりからキャスティングがかなり偏っているように思える。
発言が野党共闘に対する意図的な攻撃であり、あえて確信犯的に発言したものであるとしたら、客観的であるはずのコメンテーターとしては逸脱した行為であり、それを容認したのなら、結果的に番組自体が、政府広報、いやそれ以上の一政党を支援する装置になってしまったということになる。
これはスタッフの矜持のなさと知性の劣化が招いたものか。
報道はあくまで中立公平であるべきもののはずだ。
さて、番組はもう一度謝罪するのか。