V6は“消費されないアイドル”を体現 今のSNSよりすごい「学校へ行こう!」名企画を振り返る
グループ解散をもって、ジャニーズ事務所を退所する森田剛(42)は、日経エンタテインメント11月号のインタビューで「V6としてやってきてなかったら出会わなかった人はたくさんいる。見られなかった景色もたくさんある。去年は25周年という節目だったけど、やっぱり“振り返る"という感覚は全くなかったし、この先も振り返らないかもしれない」と語り、さらに「自信を持って言えることは、『やり切れた』ということだ」とも述べている。
森田にはV6という軸があり、自分とは違うメンバーとともに人生を生きたからこそ、世界が広がり、司会や舞台、演劇、グルメ、アクション俳優など、自分一人だけの個性や生きる道を、必然的に見つけ出すことができたのだろう。
V6の解散は散るためではなく、新たな花を咲かせるための解散というニュアンスが最も近いのかもしれない。6人のこれからを見守り続けることが、V6という存在に対する恩返しであり「愛なんだ」。(敬称略)