韓国発のウェブ漫画&小説が世界を席巻 日本の小説家では東野圭吾が人気
古くは1985年に刊行された田辺聖子の小説「ジョゼと虎と魚たち」も韓国で愛された。妻夫木聡と池脇千鶴による実写映画は2004年に韓国でも公開され、不器用なラブストーリーが観客の心をつかんだ。少ないスクリーン数だったにもかかわらず4万人の観客を動員。当時、韓国で妻夫木聡への注目度が高まり、作品は根強い人気から16年にも再上映された。
それに加えて、「ジョゼ――」は昨年末に韓国人キャストでもリメークされ、日本でも29日から韓国版が公開される。原作をリスペクトしながらもスマートフォンをうまく取り入れるなど、今の時代に合った演出になっている。