爆問・太田光がTBS選挙特番で“毒舌”大暴走!「政治記者の本来の仕事」と放送ジャーナリスト
■視聴率は民放最下位も…
ちなみに視聴率は、おおむね8~9時台の時間帯でNHK(衆院選開票速報2021)が17.7%で断トツ。民放は、日本テレビ系(zero選挙=第1部)10.8%、テレビ東京系(池上彰の総選挙ライブ=第2部)7.6%、フジテレビ系(Live選挙サンデー=第2部)7.6%、テレビ朝日系(選挙ステーション2021=第1部)7.2%、TBS系(同番組=第1部)6.2%の順で、太田の番組は最下位だった(関東地区・世帯・ビデオリサーチ調べ)。
太田自身は、立憲民主党の枝野代表を前に、自身は立憲民主党に入れたことを公言していたが、放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう話す。
「私はなかなかよかったと思う。態度うんぬんという意見もあるようだが、公人に対して、聞きたいことを“太田節”でズバリと聞いていた」
「しかし……」と小田桐氏は続ける。
「太田さんが聞いていたことは本来、政治記者がしなくちゃいけない質問ばかりなんですよ。政治記者がだらしないから、悪目立ちしてしまった格好です。ジャーナリズムの本分である“権力の監視”を太田さんのやり方でやっていたと思う。さらにここまで盛り上がることで、注目を集めることにも一役買っている」
物議を醸している太田の言動だが、権力に対して、トリッキーながら、強烈なパンチを放ったことは間違いなさそうだ。