竹下景子がコロナ陽性も“マスコミ自粛警察”は下火に…芸能人が積極的に感染報告のナゼ
■綾瀬はるかコロナ感染入院で“炎上”のトラウマ
「芸能事務所が一番恐れているのは、『感染を隠蔽した』と批判されることです。そのきっかけとなったのが、昨年の綾瀬はるかさんの感染でした。発表のタイミングが遅かったと批判にさらされてしまいました」(芸能ライター・弘世一紀氏)
昨年8月、重傷者の急増で医療機関の病床が逼迫し、多くのコロナ感染者が自宅療養を余儀なくされている真っ只中、綾瀬がコロナ感染後に入院したことが所属事務所から発表されると、〈上級国民だから入院できた〉〈不公平だ〉といった批判が相次いだ。
「綾瀬さんが批判されたのは、陽性判明から発表までに5日間のタイムラグがあり、医療崩壊の状態にあったのに発表時点ですでに入院していたためでしょう。“綾瀬さんだから”何か特別な配慮があったのではないかと憶測や思い込みが広がりました。いわゆる“自粛警察”と呼ばれるネット民が厳しい矛先を向け、それに便乗するような報道をするメディアもありました。あの件がきっかけとなり、芸能事務所も感染判明後、より迅速に即発表という流れができたように思います」(前出・弘世一紀氏)